2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

知財論文の入手、どうしてますか?

僕はしがない知財部員ですが、一番それを感じるのは、知財関係の論文を見たい時ですね。 予算の都合なのか、我が社では知財関係の雑誌は何も定期購読していない。「知財管理」すら購読していない有様・・・。 ちなみに、知財関係の雑誌は、このブログ記事に…

職務発明と所得税(2)

前回なぜこんな記事を書いたかといえば、特許法改正が税務に与える影響が巷で話題になっているからだ。つまり、今回の特許法改正では、社内規則等で、「特許を受ける権利」を初めから法人に帰属させること(法人原始帰属)が可能となった。ただ、やはり、こ…

職務発明と所得税(1)

従業員が発明をすると、その発明を特許出願する権利(「特許を受ける権利」)は、従業員に発生するが、自動的に会社に譲渡される。多くの会社では、このような社内規則を置いていると思う。 このような社内規則を置いた場合、会社は、従業員に金銭(「相当の…

特許って結構お金かかるよね?取る意味あるの?

経営層からこう質問されたらどう答えましょう?特許を持つ目的は、一般的には、主に以下の①~③ですね。 ①自社事業の保護 特許を持つことで自社の事業を誰もマネできなくなる。これにより他者にとっては参入障壁になるし、いざマネしてきたら裁判に訴えること…